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令和8年度福岡県原子力防災訓練について
更新日:2026年9月18日
九州電力株式会社玄海原子力発電所において、万が一、災害などが発生した場合に備え、市民の安全及び安心を確保するため、糸島市地域防災計画(原子力災害対策計画)等に基づき、国、福岡県、佐賀県、長崎県と連携して、令和8年度福岡県原子力防災訓練を実施しますので、お知らせします。
1 目的
「原子力災害対策特別措置法」や「原子力災害対策指針」では、万が一、原子力災害が発生した場合には、原子力発電所から30km圏内の住民は、まずは自宅等へ屋内退避し、その後の状況により、国の指示で、30km圏外の避難所へ一時移転することとなっています。
糸島市では、本市の一部(約1万4千人、約6千世帯)が、この30km圏内に含まれていることから、「糸島市地域防災計画」及び「糸島市原子力災害広域避難個別計画」等を策定し、万が一の原子力災害に備えています。
今回、国、福岡県、佐賀県及び長崎県と連携し広域避難訓練等を実施することにより、市民及び防災業務関係者の原子力防災対策の習熟及び意識向上、並びに防災関係者間相互の連携強化を図るものです。
2 日時
令和8年10月3日(土曜日)8時~13時30分3 場所
福岡県庁及び糸島市役所 等
4 主催者
福岡県及び糸島市(佐賀・長崎両県と連携。いずれも同日に訓練を実施)
5 参加者(予定)
機関数 122機関(自衛隊、警察、消防、原子力規制庁、九州電力 等)
参加者数 約2,850人(うち、住民参加 約1,220人)
6 訓練の想定
九州電力株式会社玄海原子力発電所4号機運転中に、佐賀県内において地震が発生、その後、事故等の複合事象により、原子炉への全ての給水・注水機能等が喪失し、原子炉内の放射性物質が外部に放出された場合を想定。
糸島市は、事態の進展に応じて、国、県、関係市町及び関係機関と連携し、地域防災計画等に基づく諸対策を実施します。
7 訓練の内容
(1) 情報収集・伝達訓練
原子力災害時に県民の安全及び安心を確保するため、九州電力や国からの情報を、正確に収集し、関係機関や住民に伝達する訓練を行います。
○ 国、3県との間でテレビ会議を開催
○ 九州電力や国からの情報収集、関係機関への情報伝達等
○ 県・市が応急対策(緊急時モニタリング)の実施状況を把握
○ 県・市が道路障害情報の収集・伝達
○ 学校及び幼稚園・保育園・放課後児童クラブへの情報伝達(別日に実施)
中学校4校、小学校4校及び幼稚園・保育園7園・放課後児童クラブ4施設への帰宅指示等を伝達
○ 防災アプリ等を活用した住民広報訓練
・ ふくおか防災ナビ・まもるくん(言語設定により多言語へ自動対応)
・ 福岡県防災HP(やさしい日本語表記併用・言語設定により多言語へ自動対応)
・ エリアメール(日本語配信に加え、英文配信)
・ ヤフーアプリ及びヤフー防災速報アプリ等による住民広報(日本語に加え、英語、やさしい日
本語による配信)
・ 各避難所や一時集合場所において、ピクトグラム看板や多言語標示を用いて案内を実施
(2) 緊急時モニタリング訓練
避難指示等を国が出す際に参考にする「空間放射線量率」(一定時間内に空気中を通過する放射線の量)等を、県内各所で測定します。
○ 空間放射線量率の監視強化
・ モニタリングポストにおけるデータ収集頻度の増
・ サーベイメータによる測定
○ 環境試料( 水 )の採取・測定
○ モニタリングセンター(国)との情報伝達
(3) 広域避難訓練
万が一、原子力災害が発生した場合に備え、住民の「屋内退避」訓練を行い、更に、UPZ(原子力発電所から半径30km圏内)で高い放射線が確認された場合を想定し、「一時移転」(無用な被ばくを
避けるため、一週間以内に当該地域から離れる)を行います。
○ 広域避難訓練
・ 自家用車やバスによる広域避難を実施
○ UPZ外屋内退避訓練
○ 在宅の避難行動要支援者避難支援訓練
○ 交通規制・誘導訓練
主要避難経路の通行止めを想定した交通規制・誘導及び迂回路による避難
○ 愛護動物同行避難訓練
○ 社会福祉施設等避難訓練
○ 避難元病院の避難訓練
○ 放射線防護施設の屋内退避訓練
離島(姫島)の放射線防護施設(はまゆう)で屋内退避を実施
○ 船舶による住民輸送訓練
○ ヘリコプターを活用した傷病者搬送訓練
(4) 原子力災害医療訓練
放射性物質による被ばくの低減及び汚染の拡大防止を適切に実施するために、避難退域時検査・簡易除染訓練等を行います。
○ 住民の避難退域時検査・簡易除染訓練
避難先でバス及び自家用車並びに住民の避難退域時検査及び簡易除染を実施
○ 安定ヨウ素剤の緊急配布訓練
避難者に安定ヨウ素剤の緊急配布を実施(訓練では『模擬薬』を配布)
○ 健康相談訓練
県と放射線技師会が連携して、福岡市、那珂川市の避難所で健康相談・健康講話を実施
○ 被ばく傷病者受入等訓練(別日に実施)
糸島市UPZ内に発生した被ばく傷病者の医療機関への搬送及び受入を実施
(5) その他
県庁正面玄関前において、今後活用が想定される新たな情報収集手段(陸上自衛隊所有の無人航空機)の紹介・展示を実施します。
8 一般参観をご希望の方への注意事項
各会場では、訓練の支障とならないよう各会場の係員の指示に従い、参観をお願いします。また、安全確保や施設管理の観点から、参観不可または敷地外から参観いただく会場もありますの
で、あらかじめご了承ください。



